新庄駅
新庄駅(しんじょうえき)は、山形県新庄市多門町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。
| 新庄駅 | |
|---|---|
![]() 西口(2024年4月) | |
|
しんじょう Shinjō | |
![]() | |
| 所在地 | 山形県新庄市多門町1-1 |
| 所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
| 電報略号 | シウ←シヨ |
| 駅構造 | 地上駅 |
| ホーム | 4面5線 |
| 乗車人員 -統計年度- |
1,033人/日(降車客含まず) -2022年- |
| 開業年月日 | 1903年(明治36年)6月11日 |
| 乗入路線 4 路線 | |
| 所属路線 | ■山形新幹線 |
| キロ程 |
148.6 km(福島起点) 東京から421.4 km |
| 所属路線 |
■奥羽本線 (当駅より舟形方は山形線) |
| キロ程 | 148.6 km(福島起点) |
| 所属路線 | ■陸羽西線 |
| キロ程 | 0.0 km(新庄起点) |
| 所属路線 | ■陸羽東線 |
| キロ程 | 94.1 km(小牛田起点) |
| 備考 | |

乗り入れ路線
乗り入れている路線は、線路名称上は、当駅の所属線である[1]奥羽本線に、当駅を起点とする陸羽西線、当駅を終点とする陸羽東線を加えた3路線である。
当駅は奥羽本線上を走るミニ新幹線である山形新幹線の終着駅となっている。新幹線車両が走行できるようにするため、奥羽本線の福島駅 - 当駅間は新幹線と同じ軌間1,435ミリメートルの標準軌に改軌されている[2]。このため、1,067ミリメートルの狭軌である奥羽本線秋田駅方面および、他路線との直通運転はできない[2]。なお、標準軌化された奥羽本線山形駅方面には、在来線としての愛称として「山形線」がつけられている[2]。
なお、2022年5月より陸羽西線は列車の運行を休止しており、バス代行となっている[3]。代行バスについては「陸羽西線#バス代行輸送」を参照。
歴史

- 1903年(明治36年)6月11日:官設鉄道(後に日本国有鉄道)奥羽南線が舟形駅から延伸された際の終着駅として開業[1][4]。一般駅[1]。
- 1904年(明治37年)10月21日:奥羽南線が院内駅まで延伸され、途中駅となる[5]。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定に伴い、奥羽本線の駅となる[6]。
- 1913年(大正2年)12月7日:酒田線が古口駅まで開通、接続駅となる[7]。
- 1915年(大正4年)11月1日:新庄線が瀬見駅(現・瀬見温泉駅)まで開通[8]。
- 1917年(大正6年)11月1日:酒田線が陸羽西線、新庄線が陸羽東線に改称され、奥羽本線および両線の駅となる。
- 1926年(大正15年)12月:駅舎改築[9]。
- 1961年(昭和36年)6月1日:駅舎改築[9]。
- 1963年(昭和38年)2月14日:跨線橋改築、供用開始[10]。
- 1968年(昭和43年)9月29日:みどりの窓口の営業を開始[9]。
- 1986年(昭和61年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる[1]。
- 1989年(平成元年)3月1日:出札窓口オープンカウンター化完成式挙行[12]。
- 1994年(平成6年)11月23日:駅前ふれあい広場「アビエス」オープン[13]。
- 1998年(平成10年)
- 1999年(平成11年)12月4日:山形新幹線山形 - 新庄間運行開始・開業[15]。現在の駅舎も完成[16]。
- 2014年(平成26年)8月23日:発車メロディに「新庄まつり囃子」を採用。
- 2017年(平成29年)5月31日:びゅうプラザの営業を終了。
- 2020年(令和2年)3月14日:新幹線eチケットサービスを開始[17]。
- 2021年(令和3年)3月13日:タッチでGo!新幹線のサービスを開始[18]。
- 2022年(令和4年)5月14日:高屋道路の(仮称)高屋トンネル建設関連工事に伴い、陸羽西線ならびに同線からの羽越本線直通列車が運行休止、バス代行となる[3]。
駅構造
軌間の異なる1・2番線(標準軌)と3・4番線(狭軌)が頭端式ホーム2面2線ずつで向き合い[2]、上下線直通可能な5番線(狭軌)は2・4番線の東側にあり、階段を使わずに各乗り場間の往来が可能[2]となっている。
新庄統括センター拠点駅。直営駅。みどりの窓口、指定席券売機、新幹線eチケットサービス専用自動改札機、駅レンタカーが設置されている。また、乗換改札機が1番線に1台設置されている[19]。管理駅として、奥羽本線の大石田駅 - 及位駅間、陸羽東線の堺田駅 - 南新庄駅間、陸羽西線の升形駅 - 南野駅間の各駅を管理している。奥羽本線の東北本部と秋田支社の運行系統上の境界駅でもあり、新庄駅 - 及位駅間は秋田支社側が列車運行を行う。このため、泉田駅 - 及位駅間の各駅においては、東北本部側は事実上施設管理のみとなっている。
駅東口駅前広場を除く構内東側の一帯は新庄運転区である。新庄運転区には蒸気機関車の転車台が使用可能な状態で残されており、陸羽東線にてSLの臨時運行が行われる年もある。また駅構内の南側が山形線、北側が奥羽本線、陸羽東線、陸羽西線車両の車庫になっており、そのうち北側にはレンガ造りの車庫がある。
かつては貨物も取り扱っており、駅西口北側に1面2線の貨物ホームや貨車仕分け線が広がっていた。そこでは有蓋車など奥羽本線を行き来する貨物列車が停車する風景がよく見られた。後述する「ゆめりあ」の一部やその後背地に広がる駐車場、鉄道弘済会の施設、広大な空き地などが貨物施設の遺構である。運賃表は現駅舎開業以降は独自のデザインであったが、2014年の運賃改定時にJR東日本標準のデザインに変更された。
当駅は最上地方各市町村の共同出資の交流拠点ともなっており、「ゆめりあ」という愛称がある[20]。"夢"と"エリア"を組み合わせた造語である[20]。館内には案内所、物産館、イベントスペースなどが備えられ、東口に向かう連絡通路は、ギャラリースペースとなっている。
利用状況
JR東日本によると、2022年度(令和4年度)の1日平均乗車人員は1,033人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
| 乗車人員推移 | ||
|---|---|---|
| 年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
| 2000年(平成12年) | 2,373 | [利用客数 2] |
| 2001年(平成13年) | 2,345 | [利用客数 3] |
| 2002年(平成14年) | 2,290 | [利用客数 4] |
| 2003年(平成15年) | 2,213 | [利用客数 5] |
| 2004年(平成16年) | 2,044 | [利用客数 6] |
| 2005年(平成17年) | 1,960 | [利用客数 7] |
| 2006年(平成18年) | 1,881 | [利用客数 8] |
| 2007年(平成19年) | 1,810 | [利用客数 9] |
| 2008年(平成20年) | 1,752 | [利用客数 10] |
| 2009年(平成21年) | 1,679 | [利用客数 11] |
| 2010年(平成22年) | 1,593 | [利用客数 12] |
| 2011年(平成23年) | 1,508 | [利用客数 13] |
| 2012年(平成24年) | 1,582 | [利用客数 14] |
| 2013年(平成25年) | 1,605 | [利用客数 15] |
| 2014年(平成26年) | 1,513 | [利用客数 16] |
| 2015年(平成27年) | 1,481 | [利用客数 17] |
| 2016年(平成28年) | 1,476 | [利用客数 18] |
| 2017年(平成29年) | 1,448 | [利用客数 19] |
| 2018年(平成30年) | 1,393 | [利用客数 20] |
| 2019年(令和元年) | 1,372 | [利用客数 21] |
| 2020年(令和2年) | 888 | [利用客数 22] |
| 2021年(令和3年) | 991 | [利用客数 23] |
| 2022年(令和4年) | 1,033 | [利用客数 1] |
駅周辺
西口が中心部に出る玄関口である。西口にはロータリーが設けられ、カラクリ時計が設置されている[20]。
東口は国道13号に面している。東口にはパークアンドライドを図り1,000台の無料駐車場が用意されている。観光バスののりばがある。駅前は公園として整備され、「最上中央公園(かむてん広場)」と呼ばれている。
西口駅前
東口ロータリー
カラクリ時計
バス路線
西口ロータリーに新庄駅前バス停が設置されており、以下の路線バスおよび高速バスが運行されている。前述の陸羽西線列車代行バスの停留所も西口に設けられている[3][23]。
- 山交バス - 金山・鳥越・仙台(特急48ライナー)・東京(TOKYOサンライズ号)方面
- 新庄市営バス(かむてん号) - 土内・芦沢方面
- 鮭川村営バス - 羽根沢温泉方面
- 大蔵村営バス - 肘折温泉方面
その他
隣の駅
脚注
記事本文
- 石野 1998, p. 531.
- 植村誠「山形秋田県境の奥羽本線」『鉄道ジャーナル』 55巻、3号、成美堂出版、2021年3月1日、26-33頁。ISSN 0288-2337。
- 『国土交通省による「(仮称)高屋トンネル」の施工に伴う陸羽西線全線の運転取りやめとバスによる代行輸送のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道仙台支社、2022年3月24日。2022年5月13日閲覧。
- 『逓信省告示第409号. 官報. 1901年10月18日』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- 『逓信省告示第449号. 官報. 1904年10月19日』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- 『鉄道院告示第五十四号. 官報. 1909年10月12日』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- 石野 1998, p. 572.
- 石野 1998, p. 571.
- 朝日 2013, p. 10.
- 「完工」『読売新聞』読売新聞社、1963年2月17日、山形読売。
- 「秋鉄局展開、秋田・山形両県の5駅に、ハンバーガー店-日食からノウハウ」『日本経済新聞』日本経済新聞社、1986年12月16日、地方経済面東北A。
- 「ついたてなしの窓口 新庄」『読売新聞』読売新聞社、1989年3月3日、山形読売庄内・最上朝刊、22面。
- 「新庄駅前にふれあい広場 愛称「アビエス」 7100平方メートルの中心には噴水」『読売新聞』読売新聞社、1994年11月24日、山形読売庄内・最上朝刊、22面。
- 『鉄道ピクトリアル』 49巻、1号、電気車研究会、1999年1月、121頁。ISSN 00404047。
- 『山形新幹線「つばさ」の新庄開業等について』(プレスリリース)東日本旅客鉄道、1999年7月30日。 オリジナルの2020年11月13日時点におけるアーカイブ。
- 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '00年版』ジェー・アール・アール、2000年7月1日、186頁。ISBN 4-88283-121-X。
- 『「新幹線eチケットサービス」が始まります!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、北海道旅客鉄道、西日本旅客鉄道、2020年2月4日。 オリジナルの2020年2月26日時点におけるアーカイブ。2020年5月25日閲覧。
- 『タッチでGo!新幹線 サービスエリア拡大について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2020年11月12日。 オリジナルの2020年11月13日時点におけるアーカイブ。2020年11月13日閲覧。
- “何故こんなことに… 新庄駅ホームに佇む「ぼっち改札機」が寂しそう→ワンオペの理由をJRに聞く”. Jタウンネット (2023年8月3日). 2023年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月6日閲覧。
- 朝日 2013, p. 8.
- “JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(新庄駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年4月19日閲覧。
- 『JR時刻表 2015年7月号』交通新聞社、2015年、653頁。
- “【2023年3月13日から】陸羽西線代行バス「北余目駅」バス停の変更について(お知らせ)”. 庄内町. 2023年4月18日閲覧。
- 「新庄駅が鉄道局長賞」『交通新聞』交通新聞社、2000年10月27日、2面。
利用状況
- “各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月13日閲覧。
- “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月16日閲覧。
- “各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月12日閲覧。
- “各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月27日閲覧。
- “各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月10日閲覧。
参考文献
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 新潟交通キ100形貨車 - 国鉄時代当駅の常備だった車両が新潟交通に譲渡されたもの。
外部リンク
- 駅の情報(新庄駅):JR東日本
- 最上広域交流センター ゆめりあ - 最上エコポリスオフィシャルサイト







