1976年の中日ドラゴンズ

1976年の中日ドラゴンズ(1976ねんのちゅうにちドラゴンズ)では、1976年の中日ドラゴンズの動向をまとめる。

1976年の中日ドラゴンズ
成績
セントラル・リーグ4位
54勝66敗10分 勝率.450[1]
本拠地
都市 愛知県名古屋市
球場 ナゴヤ球場
球団組織
オーナー 小山武夫
経営母体 中日新聞社
監督 与那嶺要
« 1975
1977 »

この年の中日ドラゴンズは、与那嶺要監督の5年目のシーズンである。

概要

前年は広島の初優勝を許して2位に終わったチームだが、この年は田尾安志が入団した以外はほとんど戦力は前年と不変で、開幕前は優勝候補の筆頭だった。しかし、シーズンが始まると打撃陣は好調でも投手陣が不調という苦しい展開で、4月は首位の巨人と6ゲーム差の3位で終了。5月以降の巻き返しを狙ったが8勝13敗1分と躓き、前年最下位からの優勝を狙う巨人と阪神のマッチレースに広島共々割って入れず、さらに後楽園球場が人工芝になると、ビジターの巨人戦で0勝12敗1分と大きく負け越す珍記録で7勝18敗1分と負け越し巨人優勝のアシスト役になってしまった。投手陣ではエースの星野仙一が8月に故障したが、抑えの鈴木孝政が最多セーブとリリーフながら規定投球回到達で最優秀防御率の二冠を獲得し、星野の穴を埋めたが鈴木以外のリリーフ投手が不調で、早川実堂上照佐藤政夫の台頭こそあったもののチーム防御率4.50と被本塁打199本はリーグ最下位。打撃陣はルーキー田尾が外野の控えとしてまずまずの成績を残し新人王を獲得したが、前年2位の原動力となったローン・ウッズをはじめ、主力に故障者が続出。チーム本塁打もリーグ5位で、盗塁数も50個の5位と、機動力不足が目立った。投手陣の崩壊で波に乗れないチームは最終的に優勝の巨人に21.5ゲーム、3位の広島に7.5ゲームを離され、1970年以来のBクラスでシーズンを終えた。シーズン終了後、2番手エースの稲葉光雄と三塁手の島谷金二などが阪急へトレードされた。

チーム成績

レギュラーシーズン

開幕オーダー
1 ローン
2 高木守道
3 谷沢健一
4 井上弘昭
5 マーチン
6 島谷金二
7 木俣達彦
8 星野仙一
9 正岡真二
1976年セントラル・リーグ順位変動
順位 4月終了時 5月終了時 6月終了時 7月終了時 8月終了時 9月終了時 最終成績
1位 阪神-- 巨人-- 巨人-- 巨人-- 巨人-- 巨人-- 巨人--
2位 巨人3.5 阪神2.0 阪神4.0 阪神3.0 広島8.5 阪神3.5 阪神2.0
3位 中日6.0 広島9.0 広島9.0 広島9.5 阪神8.5 広島15.5 広島14.0
4位 ヤクルト7.0 中日11.5 中日12.5 中日14.5 中日17.0 中日19.0 中日21.5
5位 広島7.0 ヤクルト14.0 ヤクルト19.5 ヤクルト19.0 ヤクルト22.5 ヤクルト23.0 ヤクルト23.5
6位 大洋9.5 大洋19.5 大洋23.0 大洋28.0 大洋32.5 大洋34.0 大洋37.0
1976年セントラル・リーグ最終成績
順位球団勝率
1位読売ジャイアンツ76459 .628優勝
2位阪神タイガース724513 .6152.0
3位広島東洋カープ615811 .51314.0
4位中日ドラゴンズ546610 .45021.5
5位ヤクルトスワローズ526810 .43323.5
6位大洋ホエールズ45787 .36632.0

[1]

オールスターゲーム1976

コーチ 与那嶺要
ファン投票 選出なし
監督推薦 星野仙一 鈴木孝政 谷沢健一
補充選手 島谷金二

できごと

選手・スタッフ

[2]

表彰選手

リーグ・リーダー
選手名タイトル成績回数
田尾安志 新人王
谷沢健一 首位打者.355初受賞
鈴木孝政 最優秀防御率2.98初受賞
最優秀救援投手32SP2年連続2度目
ベストナイン
選手名ポジション回数
谷沢健一外野手初受賞
ダイヤモンドグラブ賞
選出なし

ドラフト

順位選手名ポジション所属結果
1位都裕次郎投手堅田高入団
2位生田裕之投手あけぼの通商入団
3位宇野勝内野手銚子商業高入団
4位今岡均投手中京商業高入団
5位高元勝彦投手廿日市高入団
6位中原勇一捕手東筑高入団

脚注

注釈

    出典

    1. 年度別成績 1976年 セントラル・リーグ”. 日本野球機構. 2017年7月13日閲覧。
    2. 『日本プロ野球80年史 1934-2014』 【記録編】、ベースボール・マガジン社、2014年12月24日。ISBN 978-4-583-10668-7。
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