1979年のNFL

1979年のNFL1979年9月1日NFL60回目のレギュラーシーズンが開幕し、1980年1月20日カリフォルニア州パサデナで開催された第14回スーパーボウルを経て、1月27日ハワイ州ホノルルでプロボウルが開催されてシーズンが終了した。この年からプロボウルがホノルルのアロハ・スタジアムで開催されるようになり、2009年まで毎年開催された[1]

1979年のNFL
レギュラーシーズン
日程 1979年9月1日 - 1979年12月17日
プレイオフ
開幕日 1979年12月23日
AFC優勝 ピッツバーグ・スティーラーズ
NFC優勝 ロサンゼルス・ラムズ
第14回スーパーボウル
開催日 1980年1月20日
開催都市 カリフォルニア州パサデナ
スタジアム ローズボウル
チャンピオン ピッツバーグ・スティーラーズ
プロボウル
開催日 1980年1月27日
開催都市 ハワイ州ホノルル
スタジアム アロハ・スタジアム
NFLシーズン
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ドラフト

1979年5月3-4日にドラフトが行われ、12巡330名が指名された。全体1位トム・カズノーバッファロー・ビルズに指名された。ビルズはO・J・シンプソンサンフランシスコ・フォーティナイナーズにトレードし、全体1位指名権を得た。しかしカズノーは、ビルズと契約せず、カナディアン・フットボール・リーグモントリオール・アルエッツに入団した。

主なルール変更

  • クォーターバックがサックされたときは、(最低)5 秒間計時が停止される。
  • 前・後半最後のプレイで、フェアキャッチをするかそれを妨害された場合、ピリオドを延長してスクリメージプレーかフェアキャッチキックを 1 回行える。
  • ディフェンシブラインマンの背番号に 90 番台が認められる。
  • センターの背番号は、インテリアラインマンに含まれる(60, 70番台が付けられる)。
  • 破損、或いは、改造した装具の使用禁止。破けてしまうジャージの禁止。前年ヒューストン・オイラーズアール・キャンベルのジャージがロサンゼルス・ラムズ戦で破れたことによる[2]
  • キックオフ、パント、フィールドゴール時の、レシービングチームの選手の腰から下へのブロックの禁止。
  • クラックバックブロックの禁止ゾーンが、スクリメージラインを挟んで 3 ヤードずつから 5 ヤードへ拡張される。
  • 4th ダウン、或いは、ツーミニッツウォーニングの後のファンブルは、ファンブルした選手のみが拾い上げて走ることができる。これは、ホーリー・ローラー・ゲームのような混乱を防ぐための変更。ステイブラー・ファンブル・ルールとして知られている。
  • レフェリーは黒い帽子、他のオフィシャルは白い帽子を着用する。
  • 初めて、オフィシャルのポジションをシャツに表示。胸ポケットと背番号の上にポジションを表す略語が表示される。

日程

レギュラーシーズン

各チーム16試合の対戦相手は、以下のルールに従って、前年の成績に基づいて決定された。

  • 4チーム所属地区
    • 同地区(6試合)
    • 同カンファレンス他地区(6試合)
    • 他カンファレンス(4試合)
  • 5チーム所属地区(1~4位)
    • 同地区(8試合)
    • 同カンファレンス他地区(4試合)
    • 他カンファレンス(4試合)
  • 5チーム所属地区(5位)
    • 同地区(8試合)
    • 同カンファレンス他地区(6試合)
    • 他カンファレンス(2試合)

この年の対戦ルールは以下のようである。

   同カンファレンス他地区(AFC)
1位 vs. 1位+4位
2位 vs. 2位+3位
3位 vs. 3位+2位
4位 vs. 4位+1位
中地区1~4位 vs. 東・西地区5位
5位 vs. 5位×2+中地区1~4位

   同カンファレンス他地区(NFC)
1位 vs. 1位+4位
2位 vs. 2位+3位
3位 vs. 3位+2位
4位 vs. 4位+1位
西地区1~4位 vs. 東・中地区5位
5位 vs. 5位×2+西地区1~4位

   他カンファレンス
AFC東地区1位~4位 vs. NFC中地区1位~4位
AFC中地区1位~4位 vs. NFC東地区1位~4位
AFC西地区1位~4位 vs. NFC西地区1位~4位
AFC東・西地区5位 vs. NFC東・中地区5位

(例)前年王者スティーラーズの対戦相手
AFCNFC
前年西地区中地区東地区西地区中地区東地区
1位 ブロンコススティーラーズペイトリオッツラムズバイキングスカウボーイズ
2位 レイダースオイラーズドルフィンズファルコンズパッカーズイーグルス
3位 シーホークスブラウンズジェッツセインツライオンズレッドスキンズ
4位 チャージャーズベンガルズビルズ49ERSベアーズカージナルス
5位 チーフスコルツバッカニアーズジャイアンツ

 :1度対戦  :2度対戦

レギュラーシーズン順位表

AFC東地区
チーム勝率DivCon総得点総失点平均得点平均失点得失差
(3)マイアミ・ドルフィンズ 1060.6255-36-6341257 21.316.15.3
ニューイングランド・ペイトリオッツ 970.5634-46-6411326 25.720.45.3
ニューヨーク・ジェッツ 580.3854-45-7337383 25.929.5-2.9
バッファロー・ビルズ 790.4384-45-7268279 16.817.4-0.7
ボルチモア・コルツ 5110.3133-54-10271351 16.921.9-5.0
AFC中地区
チーム勝率DivCon総得点総失点平均得点平均失点得失差
(2)ピッツバーグ・スティーラーズ 1240.7504-29-3416262 26.016.49.6
(4)ヒューストン・オイラーズ 1150.6884-29-3362331 22.620.71.9
クリーブランド・ブラウンズ 970.5632-46-6359352 22.422.00.4
シンシナティ・ベンガルズ 4120.2502-42-10337421 21.126.3-5.3
AFC西地区
チーム勝率DivCon総得点総失点平均得点平均失点得失差
(1)サンディエゴ・チャージャーズ 1240.7506-29-3411246 25.715.410.3
(5)デンバー・ブロンコス 1060.6254-47-5289262 18.116.41.7
シアトル・シーホークス 970.5633-56-6378372 23.623.30.4
オークランド・レイダース 970.5633-55-7365337 22.821.11.8
カンザスシティ・チーフス 790.4384-47-7238262 14.916.4-1.5
NFC東地区
チーム勝率DivCon総得点総失点平均得点平均失点得失差
(1)フィラデルフィア・イーグルス 1150.6886-29-3339282 21.217.63.6
(4)ダラス・カウボーイズ 1150.6886-210-2371313 23.219.63.6
(5)ワシントン・レッドスキンズ 1060.6255-38-4348295 21.818.43.3
ニューヨーク・ジャイアンツ 6100.3751-75-9237323 14.820.2-5.4
セントルイス・カージナルス 5110.3132-64-8307358 19.222.4-3.2
NFC中地区
チーム勝率DivCon総得点総失点平均得点平均失点得失差
(2)タンパベイ・バッカニアーズ 1060.6256-28-6273237 17.114.82.3
シカゴ・ベアーズ 1060.6255-38-4306249 19.115.63.6
ミネソタ・バイキングス 790.4385-36-6259337 16.221.1-4.9
グリーンベイ・パッカーズ 5110.3133-54-8246316 15.419.8-4.4
デトロイト・ライオンズ 2140.1251-72-10219365 13.722.8-9.1
NFC西地区
チーム勝率DivCon総得点総失点平均得点平均失点得失差
(3)ロサンゼルス・ラムズ 970.5635-17-5323309 20.219.30.9
ニューオーリンズ・セインツ 880.5004-28-4370360 23.122.50.6
アトランタ・ファルコンズ 6100.3752-45-7300388 18.824.3-5.5
サンフランシスコ・49ers 2140.1251-52-10308416 19.326.0-6.8
AFC

チーム
勝率DIVCONSOSSOV
地区優勝
1 チャージャーズ 西 1240.7506-29-3
2 スティーラーズ 1240.7504-29-3
3 ドルフィンズ 1060.6255-36-6
ワイルドカード
4 オイラーズ 1150.6884-29-3
5 ブロンコス 西 1060.6254-47-5
レギュラーシーズン敗退
6 ペイトリオッツ 970.5634-46-6
7 シーホークス 西 970.5633-56-6
8 ブラウンズ 970.5632-46-6
9 レイダース 西 970.5633-55-7
10 ジェッツ 580.3854-45-7
11 チーフス 西 790.4384-47-7
12 ビルズ 790.4384-45-7
13 コルツ 5110.3133-54-10
14 ベンガルズ 4120.2502-42-10
NFC

チーム
勝率DIVCONSOSSOV
地区優勝
1 イーグルス 1150.6886-29-3
2 バッカニアーズ 1060.6256-28-6
3 ラムズ 西 970.5635-17-5
ワイルドカード
4 カウボーイズ 1150.6886-210-2
5 レッドスキンズ 1060.6255-38-4
レギュラーシーズン敗退
6 ベアーズ 1060.6255-38-4
7 セインツ 西 880.5004-28-4
8 バイキングス 790.4385-36-6
9 ジャイアンツ 6100.3751-75-9
10 ファルコンズ 西 6100.3752-45-7
11 カージナルス 5110.3132-64-8
12 パッカーズ 5110.3133-54-8
13 49ers 西 2140.1251-52-10
14 ライオンズ 2140.1251-72-10

プレイオフ

トーナメント表

                                   
ディヴィジョナルプレイオフ
    12月30日
テキサス・スタジアム
       
NFC ワイルドカード NFCチャンピオンシップ
 3  ラムズ  21
12月23日
ベテランズ・スタジアム
    1月6日
タンパ・スタジアム
 1*  カウボーイズ  19  
 5  ベアーズ  17  3  ラムズ  9
12月29日
タンパ・スタジアム
 4  イーグルス  27      2  バッカニアーズ  0   第14回スーパーボウル
 4  イーグルス  17
    1月20日
ローズボウル
 2*  バッカニアーズ  24  
 N3  ラムズ  19
12月29日
ジャック・マーフィー・スタジアム
AFC ワイルドカード AFCチャンピオンシップ    A2  スティーラーズ  31
 4  オイラーズ  17
12月23日
アストロドーム
    1月6日
スリー・リバース・スタジアム
 1  チャージャーズ  14  
 5  ブロンコス  7  4  オイラーズ  13
12月30日
スリー・リバース・スタジアム
 4  オイラーズ  13      2  スティーラーズ  27  
 3  ドルフィンズ  14
   
 2  スティーラーズ  34  
  • ディヴィジョナルプレイオフの試合は、同地区のチームが対戦しないように組まれている。
  • チーム名の左の数字はシード順。
  • スーパーボウル開催地は事前にオーナー会議で決定。
  • チーム名の左の数字は、1979年レギュラーシーズンの結果に基づいて決定されたシード順。

受賞者

受賞者ポジションチーム
スーパーボウルMVPテリー・ブラッドショーQBピッツバーグ・スティーラーズ
MVPアール・キャンベルRBヒューストン・オイラーズ
最優秀コーチジャック・パーディーHCワシントン・レッドスキンズ
最優秀攻撃選手アール・キャンベルRBヒューストン・オイラーズ
最優秀守備選手リー・ロイ・セルモンDEタンパベイ・バッカニアーズ
最優秀新人攻撃選手オーティス・アンダーソンRBセントルイス・カージナルス
最優秀新人守備選手ジム・ハスレットLBバッファロー・ビルズ
カムバック賞ラリー・ゾンカRBマイアミ・ドルフィンズ

プロボウル

詳細は「1980年のプロボウル」を参照

脚注

  1. 2009年シーズンのプロボウル(2010年開催)はスーパーボウルの1週間前にこのシーズンのスーパーボウルの会場であるフロリダ州マイアミガーデンズサンライフ・スタジアムでプロボウルが開催され、翌年から2012年までホノルルでプロボウルが開催された。
  2. 25 Things We Miss In Football”. スポーツ・イラストレイテッド. 2013年1月29日閲覧。
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