名港盃

名港盃(めいこうはい)は愛知県競馬組合名古屋競馬場ダート2000mで施行する地方競馬重賞SPII)競走である。正式名称は「スポーツニッポン賞 名港盃[1]」、スポーツニッポン新聞社が優勝杯を提供している。競走名は愛知県名古屋市港区に位置する名古屋港の略称「名港」から。

名港盃
開催国 日本の旗 日本
主催者 愛知県競馬組合
競馬場 名古屋競馬場
創設 1997年7月21日
2023年の情報
距離 ダート2000m
格付け SPII
賞金 1着賞金500万円
出走条件 サラブレッド系3歳以上オープン、東海所属
負担重量 別定
出典 [1]

概要

1997年サラブレッド系4歳(現3歳)以上の東海(愛知・笠松)所属馬限定の重賞競走「スポーツニッポン賞 名港盃」として創設。格付けはSPII(スーパープレステージツー)。1998年から北陸・東海地区交流競走として施行、金沢所属の競走馬が出走可能となり、この年から中央競馬天皇賞(秋)ステップ競走の北陸・東海地区(2000年からは近畿地区、2008年からは中国地区を含む)のブロック代表馬として、優勝馬はオールカマー毎日王冠京都大賞典のいずれかの競走に出走可能となる。さらにこのいずれかの競走で上位2着までに入賞すると、天皇賞(秋)へ出走可能となる。2000年から北陸・東海・近畿地区交流競走として施行、兵庫所属の競走馬が出走可能となる。

2001年からは施行距離を現在のダート1900mに変更され、2008年からは北陸・東海・近畿・中国地区交流競走として施行、福山所属の競走馬が出走可能となり、この年はスポーツニッポン新聞社が1948年に創刊して60周年を迎えた事を記念して、「創刊60周年記念スポーツニッポン賞 名港盃」という名称で施行された。

2022年からは名古屋競馬場の移転に伴い、ダート2000mへ距離が変更される[2]

負担重量は創設当初ではハンデキャップ、1998年 - 2008年では馬齢重量、2009年からは定量で、3歳は55kg、4歳以上は57kgで、牝馬は2kg減である。

条件・賞金等(2023年)

出走条件
サラブレッド系3歳以上、東海所属[1]
負担重量
別定。
賞金額
1着500万円、2着175万円、3着100万円、4着75万円、5着50万円、着外5万円[1]
副賞
スポーツニッポン新聞社賞[3]

歴史

  • 1997年 - 名古屋競馬場のダート1600mのサラブレッド系4歳(現3歳)以上の東海所属馬限定のハンデキャップの重賞(SPII)競走「スポーツニッポン賞 名港盃」として創設。
  • 1998年
    • この年から北陸・東海地区交流競走として施行され、出走条件を「サラブレッド系4歳(現3歳)以上の北陸・東海所属馬」に変更。
    • 天皇賞(秋)へのステップ競走に指定され、1着馬に天皇賞(秋)トライアルへの出走権が付与される様になる。
    • 負担重量を「ハンデキャップ」から「馬齢重量」に変更。
    • 愛知の斉藤弘光が調教師として史上初の連覇。
  • 2000年 - この年から北陸・東海・近畿地区交流競走として施行され、出走条件を「サラブレッド系4歳(現3歳)以上の北陸・東海・近畿所属馬」に変更。
  • 2001年
    • 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「サラブレッド系4歳以上の北陸・東海・近畿所属馬」から「サラブレッド系3歳以上の北陸・東海・近畿所属馬」に変更。
    • 施行距離を現在のダート1900mに変更。
  • 2007年 - 愛知の吉田稔が騎手として史上初の連覇。
  • 2008年
    • この年から北陸・東海・近畿・中国地区交流競走として施行され、出走条件を「サラブレッド系3歳以上の北陸・東海・近畿・中国所属馬」に変更。
    • 「創刊60周年記念スポーツニッポン賞 名港盃」の名称で施行。
  • 2009年 - 負担重量を「馬齢重量」から「定量」に変更。
  • 2013年 - 福山競馬場の廃止により中国地区から競馬場がなくなったため、出走条件を「サラブレッド系3歳以上の北陸・東海・近畿所属馬」に変更。
  • 2021年 - この年から東海所属馬限定として施行され、出走条件を「サラブレッド系3歳以上の東海所属馬」に変更。
  • 2022年 - 名古屋競馬場の移転に伴い、施行距離をダート2000mに変更。
  • 2023年 - 「創刊75周年記念スポーツニッポン賞 名港盃」の名称で施行。

歴代優勝馬

回数施行年月日距離優勝馬性齢所属タイム優勝騎手管理調教師馬主
第1回1997年7月21日1600mマルブツブルボン牡5愛知1:41.5宇都英樹斉藤弘光大澤毅
第2回1998年7月20日1600mナガラダンディ牡6愛知1:42.5戸部尚実斉藤弘光ナガラ観光(有)
第3回1999年7月20日1600mメモリーベイツ牡4愛知1:40.3内沢信昭塚田隆男(株)シンザンクラブ
第4回2000年7月20日1600mハイブリッジ5愛知1:41.3宇都英樹斉藤弘光森昭彦
第5回2001年7月4日1900mレジェンドハンター牡4笠松2:02.2安藤光彰高田勝良廣瀬普
第6回2002年7月19日1900mブラウンライアン牡4愛知2:00.3兒島真二国光徹小島史代
第7回2003年7月25日1900mイッコーオー牡7愛知2:00.9竹下太岩田幸一溝口俊夫
第8回2004年7月23日1900mパープルモンク牡8笠松2:03.2川原正一井上孝彦畑中政雄
第9回2005年7月7日1900mヨシノイチバンボシ牡4愛知2:01.4大畑雅章錦見勇夫野田雅昭
第10回2006年7月26日1900mタカラアジュディ牡5愛知2:01.7吉田稔角田輝也中村敏明
第11回2007年7月26日1900mウイニングウインド牡6愛知2:06.4吉田稔原口次夫奥村幸男
第12回2008年7月18日1900mテキサスイーグル牡4愛知2:04.2柿原翔藤ヶ崎一人小菅誠
第13回2009年7月10日1900mカモンネイチャ牡6愛知2:04.2丸野勝虎今津勝之誓山正伸
第14回2010年7月30日1900mシンワコウジ牡4愛知2:02.0戸部尚実川西毅若尾昭一
第15回2011年7月22日1900mキングスゾーン牡9愛知2:04.8安部幸夫原口次夫杉本伸彦
第16回2012年7月19日1900mミヤジメーテル牝4愛知2:01.9大畑雅章今津博之大西優
第17回2013年7月19日1900mデジタルゴールド牝6愛知2:02.6岡部誠角田輝也竹内三年
第18回2014年7月21日1900mピッチシフター牝4愛知2:02.6大畑雅章川西毅(有)グランド牧場
第19回2015年7月20日1900mアップアンカー牡5愛知2:01.5佐藤友則原口次夫加藤守
第20回2016年7月18日1900mアクロマティック騸6園田2:05.9下原理新子雅司野田善己
第21回2017年7月17日1900mエイシンニシパ牡4西脇2:04.7田中学橋本忠明平井宏承
第22回2018年7月16日1900mカツゲキキトキト牡5愛知2:04.0大畑雅章錦見勇夫野々垣正義
第23回2019年7月15日1900mポルタディソーニ牝5愛知2:02.5宮下瞳瀬戸口悟吉岡泰治
第24回2020年7月23日1900mタガノジーニアス牡7園田2:04.5下原理新子雅司八木秀之
第25回2021年7月22日1900mナムラマホーホ牡4愛知2:02.8戸部尚実藤ケ崎一人北澤信
第26回2022年7月18日2000mペイシャシオン牡4愛知2:10.1大畑雅章榎屋充北所拓也
第27回2023年7月17日2000mナムラマホーホ牡6愛知2:09.4岡部誠藤ケ崎一人北澤信

※馬齢は2000年以前についても現表記を用いる。

注釈・出典

各回競走結果の出典

出典・脚注

  1. 2023 年度(令和 5 年度)愛知県競馬組合営名古屋競馬賞金等支給基準”. 名古屋けいばオフィシャルサイト. 2023年7月15日閲覧。
  2. 令和4年度の重賞日程について”. 名古屋競馬 (2022年2月25日). 2022年2月25日閲覧。
  3. 令和5年度 第8回 名古屋競馬番組  名港盃(SPII)シリーズ (PDF). 名古屋けいばオフィシャルサイト. 2023年7月15日閲覧。

関連項目

上記の2つはどちらも同じく天皇賞(秋)のステップ競走である地方競馬の重賞競走。

外部リンク

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