深沢 (世田谷区)
深沢(ふかさわ)は、東京都世田谷区の町名。現行行政地名は深沢一丁目から八丁目。 郵便番号は158-0081[2]。玉川地域に属する。
深沢 | |
|---|---|
![]() 深沢地区内を流れる春の呑川 | |
![]() 深沢 深沢の位置 | |
| 北緯35度37分6.49秒 東経139度39分35.4秒 | |
| 国 |
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| 都道府県 |
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| 特別区 |
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| 地域 | 玉川地域 |
| 面積 | |
| • 合計 | 1.708 km2 |
| 人口 | |
| • 合計 | 24,312人 |
| • 密度 | 14,000人/km2 |
| 等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
| 郵便番号 |
158-0081[2] |
| 市外局番 | 03[3] |
| ナンバープレート | 世田谷 |
| 深沢の位置 | |
地理
世田谷区の南東部に位置し、呑川に沿って一丁目から八丁目までが設置されている。世田谷区駒沢・桜新町・新町・等々力・中町・用賀、目黒区八雲・自由が丘と隣接する。面積は1.708平方キロメートル[1]。
荏原台地の一角にあり、呑川に沿った地帯が低地となるため、町域内は起伏の豊かな地形をなしている。旧駒沢町を含み、現在でも一部が広義の駒沢地区として扱われる。
住宅地としての深沢
大半が緑豊かな住宅地だが、丁目によってその表情が少しずつ異なる。
駒沢オリンピック公園の南側に位置する一丁目と二丁目は、1964年東京オリンピックの開催を機に次々と庭と車庫を付設する郊外型住宅が建設され、マンションの増えた現在もその街並みが保たれている。これらの住宅地内にはかつて会員制のテニス倶楽部あり、現存する駒沢オリンピック公園のスポーツ施設と共に、長年、周辺住民のスポーツ文化の一端を担ってきた。
戦前から園芸業・造園業が盛んだった深沢の中央部に位置する三丁目から六丁目は、周辺の宅地化に伴い畑の宅地化が進み、平成に入ると、戸建・低層マンションが目立つ街並みが広がるようになった。
深沢の北西部に位置する七丁目と八丁目は、早くから住宅地(旧東京信託による新町開発の一部)として開発され、桜並木が美しい。この分譲地は広く知られる田園調布より古く、大正初期に官吏や実業家に向けて分譲された日本最古の宅地開発とされる。大正から昭和初期にかけた頃のこの住宅地および、周辺の様子が、作家宮本百合子の作品の中で描かれている。
2004年に、駒沢オリンピック公園に隣接する東京都立大学跡地(二丁目)に地上19階建て、総戸数が770戸を超える大型マンション深沢ハウス(日商岩井不動産)が建設され、新しい深沢の住宅地の一面を形成している。
商業
平成に入って住宅地としての顔が定着し始めると、駒沢通りと駒沢公園通りが交差する深沢不動尊を中心とした深沢不動商店街に、繁華街にはない瀟洒なカフェ・レストラン・洋菓子店などが目に付くようになった。
駒沢オリンピック公園内に設けられた犬専用のスペース「ドッグラン」に、昨今のペットブームに乗じて全国から愛犬家たちが集まるようになると、駒沢公園通り界隈にはペット用のショップや犬を同伴して利用できるカフェ・レストランなどが目立つようにもなった。
深沢の自然
地域を走る通りには、七丁目と八丁目を縦貫する桜のトンネルを始め、イチョウ、ハナミズキなどさまざまな並木が多く、緑化が盛んである。
平成初頭に整備された六丁目の「呑川親水公園」は、両岸に桜が配された遊歩道と、趣向の凝された7つの橋、さらにカルガモの棲む水辺として近隣住民に親しまれ、「せたがや百景」の一つに数えられている。その端整さからテレビドラマや映画のロケ地に利用されることが多い。呑川はこれより下流で暗渠となり、遊歩道を有する緑道として町内を縦貫する。桜の季節になるとこの周辺は散策者が多く訪れる。
八丁目にある私立世田谷聖母幼稚園を経営する無原罪聖母宣教女会の庭には、区内でも珍しい自然の湧水池があり、呑川の水源の一つとなっている。この庭は世田谷区の特別自然保護区に指定されており、区民によって手つかずの自然が守られ、一般開放は年3回のみに限られている。
歴史
沿革
住居表示実施前後の町名の変遷
| 実施後 | 実施年月日 | 実施前(各町名ともその一部) |
|---|---|---|
| 深沢一丁目 | 1968年3月15日 | 深沢町1、玉川等々力町3の各一部 |
| 深沢二丁目 | 深沢町1の一部 | |
| 深沢三丁目 | 深沢町2、玉川等々力町3の各一部 | |
| 深沢四丁目 | 深沢町2の一部 | |
| 深沢五丁目 | 深沢町3、玉川等々力町3、玉川中町2の各一部 | |
| 深沢六丁目 | 深沢町3の一部 | |
| 深沢七丁目 | 深沢町3、深沢町4、玉川中町2の各一部 | |
| 深沢八丁目 | 深沢町4の一部 | |
世帯数と人口
2024年(令和6年)4月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
| 丁目 | 世帯数 | 人口 |
|---|---|---|
| 深沢一丁目 | 1,546世帯 | 3,444人 |
| 深沢二丁目 | 1,783世帯 | 4,209人 |
| 深沢三丁目 | 1,163世帯 | 2,488人 |
| 深沢四丁目 | 1,613世帯 | 3,577人 |
| 深沢五丁目 | 1,814世帯 | 3,900人 |
| 深沢六丁目 | 1,251世帯 | 2,602人 |
| 深沢七丁目 | 1025世帯 | 2,382人 |
| 深沢八丁目 | 781世帯 | 1,710人 |
| 計 | 10,976世帯 | 24,312人 |
小・中学校の学区
区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[4]。
| 丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
|---|---|---|---|
| 深沢一丁目 | 全域 | 世田谷区立東深沢小学校 | 世田谷区立東深沢中学校 |
| 深沢二丁目 | 全域 | ||
| 深沢三丁目 | 1~26番 | ||
| その他 | 世田谷区立等々力小学校 | ||
| 深沢四丁目 | 全域 | 世田谷区立東深沢小学校 | |
| 深沢五丁目 | 4~9番 | ||
| 1~3番 10~38番 | 世田谷区立等々力小学校 | ||
| その他 | 世田谷区立中町小学校 | 世田谷区立玉川中学校 | |
| 深沢六丁目 | 全域 | 世田谷区立深沢小学校 | 世田谷区立深沢中学校 |
| 深沢七丁目 | 全域 | 世田谷区立桜町小学校 | |
| 深沢八丁目 | 全域 |
交通

鉄道
当地内には鉄道駅はなく、鉄道に関しては周辺地域と比較してアクセスが悪い。徒歩20分圏内に東急東横線自由が丘駅、都立大学駅、東急田園都市線駒沢大学駅、桜新町駅、東急大井町線九品仏駅、尾山台駅、等々力駅などがある。
バス
鉄道とは対照的に、バスの便は比較的よい。東急バスを中心としたバス路線網が充実している。右の東急コーチ(東急バス運営)は主に深沢地区と自由が丘駅を結ぶバスであり、平日の朝には4-5分間隔、昼間は5-9分間隔、夕方は6分間隔での運行を行っており、とりわけ利便性が高い。平日には、深夜1時まで運行している。深沢一丁目と深沢六丁目に任意の場所で降りることができる「フリー降車区間」が設定されている(東急コーチ参照)。
東急田園都市線用賀駅、東急大井町線上野毛駅などへは、おおむね20分以内、ターミナル駅である渋谷駅や目黒駅へは約30分でアクセスできる。深沢地区周辺を走る主なバス路線は以下の通り。
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道路
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施設
教育機関

- 小学校
- 中学校
- 区立東深沢中学校(深沢四丁目) 通学区域:深沢一〜四丁目全域、五丁目一部
- 区立玉川中学校(中町四丁目) 通学区域:深沢五丁目一部
- 区立深沢中学校(新町一丁目) 通学区域:深沢六〜八丁目全域
- 東京学芸大学附属世田谷中学校(深沢四丁目)
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医療機関
- 国立病院機構東京医療センター(目黒区東が丘二丁目)
脚注
- “世田谷区の町丁別人口と世帯数”. 世田谷区 (2024年4月3日). 2024年5月3日閲覧。
- “郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月30日閲覧。
- “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年12月27日閲覧。
- “通学区域”. 世田谷区 (2018年4月1日). 2019年9月29日閲覧。
関連項目
- 駒沢オリンピック公園(駒沢公園)
- 深沢ハウス
- 深沢 (曖昧さ回避)


