指数分布
指数分布(しすうぶんぷ、英: exponential distribution)とは、確率論および統計学における連続確率分布の一種である。これは例えばポアソン過程——事象が連続して独立に一定の発生率で起こる過程——に従う事象の時間間隔を記述する。
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確率密度関数 ![]() | |
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累積分布関数 ![]() | |
| 母数 | |
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| 台 | |
| 確率密度関数 | |
| 累積分布関数 | |
| 期待値 | |
| 中央値 | |
| 最頻値 | |
| 分散 | |
| 歪度 | |
| 尖度 | |
| エントロピー | |
| モーメント母関数 | |
| 特性関数 | |
性質
他の分布との関係
独立で同一の指数分布に従う確率変数の和はアーラン分布に従う。アーラン分布の形状母数を 1 とすると指数分布に自明に一致する。
また、自由度2のカイ二乗分布は θ = 2 の指数分布と一致する。ワイブル分布における係数 m = 1 とおいた特殊な場合でもある。
無記憶性
指数分布は、幾何分布と同様に無記憶性 (memoryless) と呼ばれる性質を持つ。これは、確率変数 X が
なる等式を満たすことをいう。すなわち、時刻 s までに事象が生起しなかったという情報が与えられたとき、その事象がさらに t 時間の間生起しない条件付き確率は、(時刻 s まで事象が生起しなかったという情報が完全に忘れ去られ、改めてその時点から観測を始めて)t 時間の間事象が生起しない確率に一致するという意味である。
上述した累積分布関数の定義より、指数分布に従う確率変数がこの性質を満たすことは容易に示される[4]。逆に、この性質を満たす連続確率分布が指数分布のみであることも証明されている[5]。
脚注
- Billingsley 2012, p. 275, (20.10).
- Billingsley 2012, p. 275, (20.11).
- 難波明生. 指数分布 (PDF) (Report). 指数分布の平均と分散の導出
- Billingsley 2012, p. 316, (23.2).
- Billingsley 2012, pp. 200–201, 316.
参考文献
- Billingsley, P. (2012). Probability and Measure (Anniversary ed.). Wiley. ISBN 978-1-118-12237-2
関連項目
外部リンク
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