名鉄サ2170形電車
名鉄サ2170形電車(めいてつサ2170がたでんしゃ)は、名古屋鉄道(名鉄)が太平洋戦争中の戦時体制下において1943年(昭和18年)に導入した電車(付随車)である。
| 名鉄サ2170形電車 | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 運用者 | 名古屋鉄道 |
| 製造所 | 日本車両製造 |
| 製造年 | 1942年(昭和17年) |
| 廃車 | 1960年(昭和35年) |
| 主要諸元 | |
| 軌間 | 1,067 mm(狭軌) |
| 車両定員 | 90人(座席8人) |
| 車両重量 | 17.50 t |
| 全長 | 10,730 mm |
| 全幅 | 2,700 mm |
| 全高 | 3,753 mm |
| 車体 | 木造 |
| 台車 | 日本車輌 C-12 |
| 制動装置 | 手ブレーキ・直通空気ブレーキ |
| 備考 | 1944年の諸元表より[1]。 |
1942年(昭和17年)に戦時輸送強化のため日本車輌製造にて製造された木造車両で、台車はデキ50形のC-12二軸ボギー台車を流用[2]。台枠は廃車したデワ350形のものを利用して製作された[3]。側面には2箇所の片開客用扉を備え、側面窓配置は 2 D 4 D 2 であった[4]。
当初は築港線にて工員輸送に供されたのち、1959年(昭和34年)以降に竹鼻線へ転属した。竹鼻線においては他形式(制御電動車)に牽引される形態で運用され、1960年(昭和35年)3月に廃車となった[4]。
脚注
- 清水・田中 2019, p. 164.
- 清水・田中 2019, p. 133.
- 清水・田中・澤内 2021, p. 213.
- 加藤・渡辺 2015, p. 161.
参考文献
書籍
- 清水武、田中義人『名古屋鉄道車両史 上巻』アルファベータブックス、2019年。
雑誌記事
- 白井昭「600V時代の名鉄西尾蒲郡線 (前編)」『鉄道ピクトリアル』第809号、電気車研究会、2009年10月、108-113頁。
- 加藤久爾夫・渡辺肇「私鉄車両めぐり 名古屋鉄道」『鉄道ピクトリアル アーカイブスセレクション』第30号、電気車研究会、2015年1月、122 - 165頁。
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