名鉄ワ1形貨車
名鉄ワ1形貨車(めいてつワ1がたかしゃ)とは、かつて名古屋鉄道で運用されていた木造貨車(有蓋車)である。
| 名鉄ワ1形貨車 | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 車種 | 有蓋車 |
| 運用者 | 名古屋鉄道 |
| 所有者 | 名古屋鉄道 |
| 改造年 | 1941年(昭和16年) |
| 改造数 | 2両 |
| 消滅 | 1963年(昭和38年) |
| 主要諸元 | |
| 車体色 | 黒 |
| 軌間 | 1,067 mm |
| 全長 | 6,373 mm |
| 全幅 | 2,616 mm |
| 全高 | 3,232 mm |
| 荷重 | 10 t |
| 自重 | 5.52 t |
| 換算両数 積車 | 1.0 |
| 換算両数 空車 | 0.6 |
| 軸距 | 3,000 mm |
概要
- ワ1形は、美濃電気軌道ワ204[1]と、谷汲鉄道ワ1を同一形式としてまとめたものであり、2両ともほぼ同形式である。この2両が運用を開始したのは1926年(大正15年)である。同年は、美濃電気軌道北方線の北方町駅から黒野駅間の延伸及び黒野駅で接続する谷汲鉄道の開業があり、谷汲鉄道に美濃電気軌道が出資していたこと、貨車の共通運用などもあり同形式となったと推測される。当時は国鉄や他の私鉄と接続しない路線であったため[2]乗り入れは考慮されず、連結器はピン・リンク式連結器であった。
- ワ1形(ワ1)は、1926年(大正15年)に日本車輌製造で製造された美濃電気軌道ワ204である。鉄道線である北方線で運用される。1930年(昭和5年)に名古屋鉄道(初代)は美濃電気軌道と合併し名岐鉄道に改称すると、ワ204は名岐鉄道へ承継され、1935年(昭和10年)に名岐鉄道と愛知電気鉄道が合併し名古屋鉄道となった後の1941年(昭和16年)にワ1形(ワ1)に改番する。
- ワ1形(ワ2)は、1926年(大正15年)に日本車輌製造で製造された谷汲鉄道ワ1である。1944年(昭和19年)に名古屋鉄道が谷汲鉄道を合併すると、ワ1形に編入されワ1形(ワ2)に改番する。
脚注
参考文献
- 清水武・田中義人・澤内一晃『名古屋鉄道の貨物輸送』フォトパブリッシング、2021年。ISBN 978-4-8021-3270-1。
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